巨人 燕に7・5差! 失速の裏にある「笑顔事件」とは
屈辱のカード3連敗となった先の中日戦でも象徴的なシーンがあった。先月30日の中日戦、チームは左腕エースの大野相手に二塁も踏めず0―1と惨敗。わずか2時間15分のワンサイドゲームとなった。この日が今季のバンテリンドームの最終戦とあって、試合後、首脳陣、選手が左翼席の巨人応援団にあいさつに向かったが、ベンチに戻る中には笑顔が見られた選手もいた。この日は試合中にもベンチでコーチ陣が談笑する姿が中継の画面に映し出されるシーンもあった。
「確かに負けが込んでいるからとあって、切り替えは必要。ただあれほどの完敗した試合では、やはり選手、コーチ陣ともに悔しさはないのかと感じてしまう。こういったところも今のチームの覇気のなさにつながっているのではないでしょうか」(同)。
逆転Vは限りなく厳しい状況だが、チームにはまだCSからの下剋上も残っている。敗因の要因は一つではないが、首位ヤクルトとの対戦で浮き彫りになった「熱量の差」は何としてでも埋めたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
・今すぐ読みたい→
巨人・丸は「第2の村田」となるのか、思い起こされる「神宮事件」とは
巨人 原監督も退任なのか? ドラフトくじ引き回避に漂う「不穏モード」とは
「中田の呪い」は存在するのか 中田加入後の巨人と日本ハムの対照的な影響とは
1 2