巨人を悩ます左腕問題 合流待たれる「選手の名前」
一方でチームの先発ローテーションにおいての左腕不足も深刻となっている。来日1年目ながらここまで10試合に登板、4勝と安定した力を発揮していたグリフィンは先にプレー中のアクシデントで負傷、5日に登録抹消となっている。
今週末のソフトバンク戦にはエース・菅野智之の昇格が確実視される中、合流が待たれているのはプロ4年目左腕の井上温大にもある。
昨年11月に行われた侍ジャパンとの強化試合では最速150キロの直球を軸に3回1安打無失点4奪三振の快投を見せ、存在感を示した。
指揮官も期待する才能あふれる左腕だが、今季は左ひじの違和感から出遅れ、開幕一軍を逃していた。すでに実戦登板も果たし、着実に一軍合流へのステップを踏んでいるとされる。
今季は若手の積極起用を進めるチームにおいて井上が活躍すれば、再び勢いをつけることは間違いない。その存在が引き続き、注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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