終戦の巨人で血の入れ替え進むか 今オフもトレードの"主役"に? 注目集める「補強ポイント」

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 昨オフは阿部監督が仕掛けた超積極補強が話題を呼んだ。

 2023年11月6日にはアダム・ウォーカーを放出し、ソフトバンクから高橋礼、泉圭輔の両投手を獲得。

 さらに直後の8日にはオリックスから投手の近藤大亮を金銭トレードで獲得したと発表、わずか3日で2件のトレードを成立させたのだ。

 さらに開幕まで1か月となった3月11日は日本ハムの郡拓也と若林晃弘の交換トレードが成立。シーズンに入ってからも6月に西武の若林楽人と松原聖弥の交換トレードを成立させるなど、阿部政権では積極的にトレードを推進していることも知られている。
 
今シーズンのチームではし烈な外野手争いも注目された。丸佳浩の復活や助っ人のエリエ・ヘルナンデスや浅野翔吾など若手の成長も目立ったが、打力の意味ではさらにパンチ力のある選手の台頭が待たれている。 

 同じく内野に目を転じれば、ベテランの坂本勇人が守るサードポジションも補強ポイントにあげられそうだ。坂本はCSでも要所に活躍を見せ、存在感を示したが、シーズン中は不振の時期も長く、コンディションの不安もある。攻守に安定した力を発揮する内野手が求められている。

 まずは24日に控えたドラフトでどのような選手を獲得していくのか。その後のトレード、FA補強など、阿部監督も勝負の2年目に向け、積極的に動いていくことになりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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