チームを離れるウォーカーへのG首脳陣の優しい気配りが話題 「泣ける」「2人の絆の素晴らしさ」
亀井コーチはウォーカーが日本球界に溶け込めるよう、尽力した(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人・アダム・ウォーカー外野手とソフトバンクの高橋礼投手、泉圭輔投手の1対2のトレードが11月6日、両球団から発表された。
ウォーカーは今季が来日2年目、ファンからは「ズッキュン砲」ともいわれ、ホームラン時に見せるパフォーマンスも有名。来日1年目となった2022シーズンは124試合に出場して打率・271、23本塁打とブレイクを果たしたが、守備に課題があることも指摘されていた。今季は57試合に出場し、6本塁打と出場機会を減らしていたが、持前の長打力はDHのあるパ・リーグでこそ生きると見られていた。
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また電撃トレードが決まったウォーカーには新天地で活躍を願う声も上がった。来日1年目に外野守備走塁コーチを務めた亀井善行コーチは、トレードが発表された6日に自身のインスタグラムを英語で更新。
「さみしくなるね。でもいいチームにいけてよかった。コーチとしての1年目にいろいろ勉強させてくれてありがとう」とつづった。亀井コーチといえば、送球難を抱えていたウォーカーに対して丁寧に実技指導をしたことでも知られる。日本球界に溶け込めるよう、尽力したとあって、同コーチは「ソフトバンクでもポランコとホームラン王争い頑張ってね。応援してるよ。本当にありがとう」と続けた。
同じく2022シーズンをともに巨人で戦ったグレゴリー・ポランコは今季ロッテで26本塁打をマークし、本塁打王争いをくり広げるなど存在感を示した。そのポランコとともに本塁打王争いを行えるよう願うなど、〝親心〟を見せたのだ。