原巨人 2試合連続の完封負けでCS進出絶望的に 浮上できない「致命的な要因」とは

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 常勝軍団が近年は苦戦を強いられている背景には何があるのか。

 打線においては昨年も20発を放った野手が5人も出ながら4位に沈んだ。その反省から2023シーズンは一発攻勢だけではない勝ち方を摸索する中で、あと一本を生み出す集中力、犠打、犠飛など含めたチーム打撃の徹底、足をからめた機動力野球などを目指しながら、どれも消化不良のままとなり、勝ち星を伸ばせない要因となった。

 投手陣においては先発陣ではこの日先発した山崎伊、12勝をマークした戸郷翔征の貢献などもありながら、特に救援投手陣の構築に苦しんだ。守護神・大勢のコンディション不良による離脱期間も2か月半にわたるなど、不在による影響も響いた。

 チームを預かる原辰徳監督にとっても2年連続Bクラスとなれば、球団の同一監督としては史上初の屈辱ともなる。

 様々な課題が浮き彫りになった2023シーズン。悔しさを糧に、ここから這い上がるしかない。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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