阿部巨人、長嶋氏の追悼試合で意地示せず 阪神に0-3の完封負け 岡本復帰も無安打「勝利を届けてほしかったけど…」
阿部監督にとっても悔しい試合内容となった(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext
巨人は8月16日の阪神戦(東京ドーム)に0-3の完封負け。同試合は「長嶋茂雄終身名誉監督追悼試合」として開催され阿部慎之助監督、選手含め背番号「3」を着けて臨んだが、意地を示すことはできなかった。
試合前には松井秀喜氏含め、王貞治氏、原辰徳氏などレジェンドOBによるセレモニアルピッチが行われた。誰よりもチームの勝利を強く願った長嶋終身名誉監督のためにチームも必勝態勢で臨んだが、まず先発左腕の井上温大が苦しい内容となった。
初回一死二塁から迎えた森下翔太に、2ボール1ストライクから甘く入ったスライダーを完ぺきに捉えられ、打った瞬間にわかる特大のアーチを許した。
その後も調子を取り戻せず、四球を与えるなど制球が定まらず。3回にも大山悠輔に適時打を許すなど、3回5安打3失点で降板。
そして、打線も相手先発、村上頌樹を捉えられない。
村上は球威ある直球、変化球のコンビネーションも冴え9回123球、2安打無失点の力投で2年ぶりとなる節目の10勝目をマークした。
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