阿部マジック炸裂! 執念のスクイズにダブルスチールでCS初勝利!劣勢のチームを動かした「指揮官の意地」
ベテラン坂本の2度のヘッドスライディングと懸命なプレーも光った(C)産経新聞社
巨人は王手をかけられたCSファイナルS第4戦(東京ドーム)をDeNAに4ー1と勝利。CS初勝利を飾り、アドバンテージを含め2勝3敗とした。
【動画】坂本のヘッドスライディングと懸命なプレーもチームを動かした
序盤は投手戦。先発左腕、井上温大も粘り強く投げ、点を与えない。
5回まで無安打とパーフェクト投球の左腕だったが、6回一死から相手捕手の戸柱恭孝に3球目のストレートを右翼スタンドに運ばれた。この日初めて許した安打がホームランとなり、1-1の同点となる。
打線も助っ人右腕、アンドレ・ジャクソンを打ちあぐねる中、ゲームが動いたのは7回だった。
1死から坂本勇人がこの試合2本目のヒットとなる左前打で出塁。続く中山礼都が右前打で続く中、坂本は足を飛ばして三塁へ気迫のヘッドスライディング。
ベテランが見せた懸命のプレーにベンチも沸く。尚も1死一、三塁の場面。打席に入った岸田行倫が初球にセーフティースクイズをすると、坂本が本塁へ再びヘッドスライディングを敢行(記録は犠打野選)。巨人が勝ち越した。
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