高校サッカー選手権・青森山田の「ギニュー特戦隊」パフォは是か非か?
高校野球では金足農業の吉田輝星投手の『シャキーン』
すると同校の黒田監督は翌日、報道陣の問いに対して「頭にきて、怒った」と明かし、それがまた「監督に怒られた」とネットニュースで配信され、話題になります。
あるスポーツメディア関係者はこう分析します。
「黒田監督は『怒った』と発言することで、否定的な声に対して『ちゃんと指導していますよ』とメッセージを送ったのではないでしょうか。このあたりはさすが名将と言われるゆえんです。高校の全国大会でのパフォーマンスという意味では、金足農業の吉田輝星投手の『シャキーン』を思い出しました。日本高野連がすぐに注意したことを考えれば、サッカーと野球とでは随分、土壌が違うなという印象ですね」
第100回大会として盛り上がった2018年夏の甲子園。大会の『主役』となった吉田投手はマウンド上からセンターに向かい『シャキーン』のポーズを決めましたが、これに対して日本高野連は準決勝前に自粛を要請しました。「そのぐらいやらせてあげてよ」といった声が飛び交うなど、議論を巻き起こしたことも記憶に新しいです。
同じ高校スポーツといえども、サッカーと野球の「違い」を如実に表した今回の「ギニュー特戦隊」パフォ問題。日頃の猛練習に明け暮れた結果、たどり着いた大舞台。思い切り自己表現させてあげてもよい気がするのですが…。皆さんはどう考えますか?
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。