「ドラフトの神」ロッテが3球団競合の藤原引き当てる! 大成した1位選手は…
大阪桐蔭高・藤原恭大外野手(3年)が25日に行われたプロ野球ドラフト会議で、3球団競合の末、ロッテに1位指名された。ドラフト会場で最初のどよめきが起こったのは、楽天から阪神、ロッテと3球団連続で藤原の名前を読み上げられた瞬間だった。藤原は「まさか自分の名前が続くと思っていなかった」と驚いたが、「選んでもらってありがとうございます、という気持ちです」と喜びを口にした。
ロッテは今年もドラフトの主役だった。壇上に上がった3人のうち、最後に引いたクジで当てた井口監督は右こぶしを突き上げてガッツポーズ。「(3球団競合は)予想通り。残り物には福があった」と満足げ。角中、荻野貴ら主力にベテラン選手が多い外野手の補強に成功し「そろそろ世代交代の時期。将来的にはトリプル3(打率3割、30本塁打、30盗塁)が狙える選手。できるだけ早く1軍に上がって、ミスターマリーンズになれるよう頑張ってほしい」とエールを送った。
普段から占いを信じるという井口監督が「今日は最良の日と出ていた。いいことがあると思っていた」と笑ったが、ロッテの抽選クジの強さは神がかり的だ。いわゆる「外れ1位」も含めた勝率6割8分8厘(06年以降)は12球団ナンバーワン。的中率5割未満の球団が大半を占めるなか、引きの強さは際だっている。これまで重複指名した選手と抽選結果は以下の通り。
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