「真面目で口下手、ユーモア、思いやりたっぷり」FA宣言に至った日本ハム32歳外野手の決断を球団OBも支持 「新たな野球を感じられる最終チャンス」
松本剛は2022年に首位打者に輝いている(C)産経新聞社
日本ハム外野手、松本剛が11月11日、今季取得した国内FA権を行使することを宣言した。
22年には打率・347で首位打者にも輝いた実績を持つ。たくみなバットコントロールで知られる安打製造機も今季は66試合で打率・188と自身の目指す成績は残せていなかった。
一方、チームでは外野布陣は水谷瞬、万波中正、矢沢宏太、五十幡亮汰、今川優馬、浅間大基など伸び盛りの若手がしのぎを削っている状況もある。
松本のFA宣言には球界内からも考察の声が上がっている。
日本ハムOBで現在は野球解説者としても活躍する岩本勉氏は11月11日に自身のYouTubeチャンネルを更新。「【FA速報】松本剛のFA宣言について」と題した動画で松本への自身の思いを語っている。
岩本氏はまず松本の宣言に関して、「彼の決断を尊重したい」とした。22年の首位打者に関しては「2軍生活の長い苦労人 工夫に工夫を重ねてタイトルを奪取した」と表現。
そして今回のFA宣言には「新たな野球を感じられる 年齢的にも最終チャンスじゃないかと思うんですよ」と背中を押す。
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