「なかなか厄介なボールになるよ」阪神完ぺき救援陣に加わる27歳新助っ人右腕は何が凄い? 球界OBの考察「右はけっこう苦しいと思う」
さらに持ち味のシンカーに関しても「これはなかなか厄介なボールになるよ 右バッターは」ときっぱり。
「速いし、曲がるし、落ちるし」として、「当たらないというか、いやらしいボールになるよね」と日本球界でも十分通用するボールになると見る。
右の変則右腕に対して「右はけっこう苦しいかなと思う」とNPBの右打者は攻略に苦労するのではないかという見通しを示しながら、対左打者が「ポイントを握っているのかな」と鍵を握るとした。
今後は走者を背負った投球、クイックなどがしっかりできるかなど、見極めポイントもあるとしながらも、それでも「すべてに対して、ある程度の力は持っている」と高く評価した。
右の救援陣は石井がここまで34試合、湯浅が27試合、ネルソンが16試合に登板。今後勝負の夏場を見据えて、体力を消耗する救援陣は何人いてもいいとされる。
チームではほかにもかつて4年間在籍し、通算96セーブを記録した、ラファエル・ドリス(四国アイランドリーグ・高知)獲得にも動いた。
常に高い視座でチーム編成を進める藤川阪神が新たに加わったピースとともに後半戦にどんな戦いを見せてくれるのか。引き続き、高い注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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