「なぜ私だけ無事だったのか」世界陸上で日本人選手に吹いた“逆風” 金メダル獲得の北口榛花が訴えた「NOと言える必要性」

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世界陸上で金メダルを獲得した北口。その快挙の裏では思わぬ騒動を目の当たりにしていた。(C)Getty Images

 今夏に世界を舞台に躍動した日本人アスリートの“意味深”なSNS投稿が話題となった。

 日本時間9月1日の19時ごろに、今年8月にブタペストで行われた世界陸上の女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花(JAL)が自身のX(旧ツイッター)を更新。「なぜ私だけ無事だったかわからないですが、強くNOと言えることの必要性を再確認しました」という文章を記した。

【動画】日本を沸かせた「奇跡」! 北口榛花が世界陸上で見せた金メダル獲得の投てきを見る





 説明が一切なかったために、投稿を確認したファンから「なにかトラブルに巻き込まれたのではないか」といった不安げなコメントが相次いだ。しかし、彼女はおよそ7時間後に改めて「強くNOと言えることの必要性を再確認した」という理由を投稿した。

「世界選手権で規定内ピンを使っていたにも関わらず、試合前のチェックでなぜかコントロールに引っかかり、直前でピンを変えさせられ、しかも手でつけられるということが、他の日本人女子選手たちに起きたからです。私は同じピンでしたが、変えられませんでした。オフィシャルでも人間なので違うと思ったらNOとその場で抗議しなくてはならないと感じました」

 世界陸上では、最終投てきで66メートル73を記録して4位から奇跡の大逆転。日本女子では全種目を通じて26年ぶりとなる金メダルを獲得していた北口。日本を沸かせた舞台裏では、他の日本人選手がまさかの形で影響が出ていたという。

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