陸上やり投げ金メダリスト 練習拠点のチェコで"凱旋スピーチ"「チェコで学んだのはビールと勝つこと」
北口は女子のトラック・フィールド種目では初の金メダルとなった(C)Getty Images
パリ五輪陸上女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花が異国の地で人々の祝福を受けた。
北口は五輪を終えた後もヨーロッパの大会を転戦するため、チェコ出身のダヴィッド・セケラックコーチとともに練習拠点を置いている、チェコのドマジュリツェという町に戻ったとされる。
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人口1万人ほどの小さな町で人々から祝福を受けた様子が地元紙により伝えられている。
街のメイン広場で行われた祝福セレモニーに参加したという北口はチェコメディア『Ceske Noviny』によるとチェコ語で集まった人々に感謝の気持ちを示しながら「チェコで学んだのはビールと勝つこと」とスピーチ。
北口は日本でもあまりビールを飲んでおらず、飲み始めたのはチェコに来てからだと明かしたという。実はチェコは隠れた"ビール大国"として知られている。世界有数の消費量を誇り、味わいは日本のビールに近いピルスナータイプが流通しているとされ、飲みやすさも特徴となっている。
実際にこのイベントでも市長から地元醸造所で製造したビールがプレゼントされたという。
ほかにも北口がチェコの名物料理で好物に挙げたのは「マーブルケーキやサーロイン(ステーキ)」だったという。