「このままでは終わってしまう」球界OBから危惧される「崖っぷちの選手の名前」
西川といえば、大きな注目を集めたノンテンダー組の一人。21年シーズンオフに日本ハムから実質的な自由契約を突きつけられ、楽天と契約を結んだ際には感謝の気持ちを示していたが、2022シーズンは108試合の出場で打率・218、7本塁打、37打点にとどまった。契約更改では「何とか這い上がれるように」と前を向くことを誓っていたが、残念ながら今季も苦しい出だしとなっている。
2月の沖縄キャンプは2軍スタートとなり、開幕1軍は勝ち取れず。今月11日にようやく1軍に合流し、石井一久監督からは「チャンスを作ってくれる」と期待され、当日のオリックス戦で「1番・左翼」として先発出場するも、3打数3三振に終わった。ここまで3試合に出場するも打率・000と未だノーヒットに終わっている(19日現在)。
過去4度、盗塁王のタイトルを獲得するなど華々しい実績を残してきた。楽天入団会見時には、「全ての部門でキャリアハイを目指して、石井監督を胴上げしたい」とも語っていた西川。
まだ巻き返しの時間は残されている。かつてのスピードスターの意地を見せられるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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