巨人レジェンドOBがプロ5年目左腕 井上温大に"猛ゲキ"「敵は自分自身」と説く理由
今年の井上はここまで先発1試合を含む、6登板で0勝3敗。救援5試合の内、3試合で先頭打者を出塁させていることも失点につながっているとされる。
何度となくチャンスを与えられてもモノにできない。周囲からも歯がゆい状態が続いているとあって、堀内氏も成長を認めながらも、左腕にとって今、必要なことを説く。
「今、井上の敵は相手バッターじゃなくて自分自身かもね。この大事な場面でなぜ、自分がマウンドを任されたのか。他に誰もいなかったからか? よく考えて欲しい」とまずは自分を信じて、思い切って自信のある球を投げ切る姿勢を求めた。
恵まれたバックもいるとして、「ちょっと甘くいっても球に力があればそうそう打たれることはないし、後ろで守ってくれている仲間がいるじゃないか」ともっとナインを信頼することを求める場面もあった。
繰り返し「井上のボールは力がついてきている」と背中を押した堀内氏。
井上といえば、入団3年目に侍ジャパンの強化試合に登板、堂々としたピッチング内容が注目を集めたこともあった。素質の高さを認める声も多いだけにレジェンドOBからの愛あるゲキを生かせるか。次回以降の登板内容も注目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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