「野球ができて楽しいでしょうね」 光る貢献 小林誠司に対して元巨人首脳が漏らした「感慨」のワケ

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今季は明るい表情も目立つ小林、攻守で存在感を示している(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext

 巨人のベテラン捕手、小林誠司が攻守ともにチームで存在感を発揮している。

 5月12日に行われたヤクルト戦(神宮)では3年ぶりとなる盗塁を決めるシーンがあった。

【動画】打つのも任せろ!小林が3シーズンぶりに放ったホームランシーン





 「7番・捕手」として先発出場した小林は1―1で迎えた7回の第3打席。この回からマウンドに上がった相手2番手のエスパーダから四球を選んで出塁。すると次打者・門脇誠の打席でベンチはエンドランを仕掛けるが門脇は空振り、その間に小林は二盗成功となった。

 これが小林にとっては2021年7月6日の中日戦以来、3年ぶりの盗塁となった。

 さらに門脇の右飛でタッチアップ。三塁にヘッドスライディングを敢行と「足」のアピール、何よりプロ11年目のベテランが見せたガッツあふれるプレーに巨人ベンチ、観客ともに大盛り上がりとなった。
 
 週末に行われたヤクルトとの3連戦では10日の初戦の7回にヤフーレから放った1号ソロも話題を呼んだ。1-0とリードした場面でヤフーレのチェンジアップを捉えて、左翼席へ放り込んだ。これが21年9月12日の広島戦以来、3年ぶりのアーチとなり、バッテリーを組んだ戸郷翔征を打撃でも援護した。

 小林は2戦目も適時二塁打を放つなど、この3連戦、先発マスクをかぶりつつ、攻守で躍動した姿を見せた。

 そんな小林に対して、愛情たっぷりのコメントを発したのは、昨季まで5年間にわたって巨人でコーチを務めた元木大介氏だった。

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