「首位打者に代打…勝負の流れを引き寄せた」日本一ソフトバンク逆転の転機 球界OB称賛「野球が厳しかった」【日本シリーズ】
1年前は2連勝からの4連敗で、セ・リーグ3位のDeNAに“下剋上日本一”を許した。今季は最下位スタートから日本ハムとの熾烈な優勝争いを展開し、リーグ連覇を達成。クライマックスシリーズのファイナルステージでは一時3連敗と苦しみ抜いた。
その中で、勝利への執念が磨かれたと高木氏は見る。「非情だった。首位打者に代えて近ちゃんを送るとか、有原（航平）を中4日で投げさせて、途中のピンチで代えるとか。勝つためには、みんな納得だと思う。小久保監督の方が厳しかったなと思う、野球が」と評した。
「強さの中に、柔軟性があった。それは小久保監督の起用法にあると思うわ。ソフトバンクはさらに強くなった」と高木氏。最後は小久保監督に思いを馳せながら「本当に厳しくやっていたし、我慢をしていた。本当に嬉しかっただろうね。去年のことを考えると…本当に立派に成し遂げたと思うよ」と涙声で、言葉を振り絞っていた。
［文／構成：ココカラネクスト編集部］
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