「もうひとつ、その海野が腹くくれてないというか…」なぜSBは3連敗と追い込まれたのか NHK解説が指摘した"勝敗の分かれ目"【CSファイナルS】
バッテリーを組んだ海野隆司に対して「ヘルナンデスのまっすぐ打たれたらしょうがないよというぐらいの」強気のリードも、前打者のレイエスの打席含め、必要だったという見解を示した。
制球良く投げ分けられるタイプだったらいいが、剛腕で押すタイプの助っ人左腕に対しての配球に疑問を呈した。結果的に5回は一死二塁から、レイエス、郡司に2つの四球を与えたことで一死満塁、清宮幸太郎に走者一掃の適時打を浴び、さらに2点を失い、ヘルナンデスは降板となった。
本来であれば、この時点で3勝と王手をかけているソフトバンクは、負けたら終わりの日本ハムに比べて、優位に試合を進められるはずが、余裕のなさも目立ったとした。
ファイナルS第4戦では7回のレイエスに2発目を食らったバッテリーの攻め方にも注目が集まった。これで3戦連続6失点以上と、投壊が止まらないことも王者ソフトバンクにとっては気がかりな材料となっている。
勝っても負けても終わりの大一番、20日の第6戦では意地を見せられるか。先発は中4日で臨む左腕エースのリバン・モイネロ。両球団にとって熱い戦いとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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