「打球が飛ばない」巨人・坂本勇人の苦悩 次々と現れる「刺客」の存在
実際に坂本とも久々に言葉を交わしたという高木氏は「確かに飛ばなくなっているということは自分でも感じているし、(以前の)飛距離が戻ってないことは本人も言っていた」という。飛距離アップを目指し、瞬発系トレーニングを取り入れてもなかなかすぐには飛距離に結びつかず、苦悩する様子も。
坂本に関して高木氏も「年齢的に飛距離が落ちたりというのは否めない」とした上で「それをカバーする技術がある」と続ける。
守備に関しても「問題ない。ハンドリングも健在だし」と評し「2割8分、20本打ってくれれば十分」と具体的な数字を挙げ、奮起を促したのだ。
またシーズンを離脱なく戦うためには「少し休みを入れてあげた方がいい」と提言。かねてから、体の負担が大きくかかる遊撃ポジションを長く守ることで「勤続疲労」も心配されていたとあって、シーズン中も定期的に休みをはさみつつの起用を勧めた。
最後には「必ずもう1度這い上がってくる」と坂本にエールを送った高木氏。31歳10か月で2000本安打を達成とこれまで多くの金字塔を積み上げてきた。背番号6は再び輝きを取り戻せるか、プロ人生の分岐点となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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