巨人・坂本勇人プロ初の三塁スタメン 注目集めるポジション問題の行方
球界きっての名遊撃手としてキャリアを重ねてきた坂本(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人・坂本勇人内野手がプロ入り17年目にして初の三塁でスタメン出場を果たした。
9月5日に「特例2023」で登録抹消されていた坂本は7日のヤクルト戦(神宮)に「5番・三塁」でスタメン復帰。プロ入り2年目に遊撃のレギュラーをつかんだ坂本が三塁でのスタメン出場はプロ入り後初めてのこととあって、スタメンが発表されると球場内のファンからもどよめきが起きた。
【動画】プロ初の三塁スタメンでこのプレー!坂本が4回二死二塁からサンタナの強烈な当たりをさばいてアウトにしたシーン
一方で今季は開幕直後に極度の不振に陥ると、6月23日の広島戦(マツダ)の走塁で右太もも裏肉離れを起こし離脱するなど、加齢に伴ってのコンディション不良も増えてきた。
7月28日に再昇格後も試合中のプレーで右太もも裏を気にするしぐさを見せるときもあり、内野の中でも特に肉体的負担が大きいとされる遊撃ポジションをどこまで務められるかは注目を集めてきた。
この日、代わって遊撃を守ったのはドラフト4位ルーキーの門脇誠。守備力に優れ、最近では6日の試合で今季7度目の猛打賞を記録するなど、打撃でも成長を示している。
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