巨人、タレント盛り沢山でも「主役は坂本勇人」 復活こそ最大の「補強」に

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チームリーダー坂本の復活は周囲に大きな刺激を与えるだろう(C)Takamoto TOKUHARA/CoCoKARAnext

 戦力の厚さは12球団屈指と言っていいでしょう。

 昨季のセ・リーグを制覇し、2025年シーズンの連覇、日本一を目指す阿部巨人です。

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 オフにはFAでソフトバンクから甲斐拓也を獲得。5番を託せる強打の新外国人選手に一昨年、3Aで打率.306、30本塁打、89打点、32盗塁の「トリプルスリー」を達成したトレイ・キャベッジを補強。先発には日米通算197勝のレジェンド・田中将大、抑えにはセ・リーグ最強守護神のライデル・マルティネスが中日から移籍するなど、着実な上積みを敢行し、穴のない布陣で監督就任2年目のシーズンを迎えます。

 キャンプでは彼らに加え、ドラフトで新加入したルーキーたちの動向に、報道陣の視線が注がれることになりそうです。それでも、巨人報道歴の長いスポーツ紙のベテラン記者は、日本一奪回のキーマンはこの男だと断定するのです。

「坂本勇人でしょう。彼が今季、本来の力を発揮できればチームは連覇や日本一に近づくことになります。もしも昨年同様の成績に終わったら、それこそ『限界説』が浮上することになります。坂本の復活こそ、巨人にとって最大の『補強』と言えそうです」

 坂本は2024年シーズン、109試合に出場し、打率.238、7本塁打、34打点と不調に苦しみました。腰痛などのコンディション不良に見舞われ、6月下旬にはルーキーイヤーの2007年以来、17年ぶりに2軍へ降格するなど、過去にない苦悩の年を送りました。

 しかし、9月の天王山では見事に勝負強さを発揮。セ・リーグ優勝の瞬間、その目には涙が浮かんでいたのが印象的でした。

「阿部監督のプランでは、開幕時の三塁レギュラーは坂本になると思います。昨季も守備面では盤石で、三塁手としては初めてゴールデン・グラブ賞を受賞しています。ショートで過去に5度受賞していますが、サードでの受賞は特別な感慨があったことでしょう。後は打つだけ。『3番・ヘルナンデス、4番・岡本、5番・キャベッジ』の中軸が機能すれば、坂本は6、7番でリラックスして打席に立つことができる。そこで打率.280、20本、60打点あたりの成績を残してくれたら、御の字でしょう」(前述の記者)

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