「行きたかった球団は阪神」「めっちゃ関西帰りたかった」巨人・坂本勇人が高木豊氏YouTubeに出演 知られざるプロ野球人生への軌跡を振り返る
来季はサードに本格転向することも注目集める(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人・坂本勇人内野手が12月20日に配信された高木豊氏のYouTubeチャンネルにゲスト出演。「【遂に坂本勇人登場!!】実は高校は行く所が無かった…プロ野球を目指すきっかけは?」のタイトルで更新された動画内で幼少期からドラフトまでについて赤裸々に語った。
【動画】実は高校は行く所が無かった…プロ野球選手を目指すきっかけは?幼い頃からプロ入りまでに1番大切にしたのは〇〇!坂本勇人の隠された少年時代を語ります!
小学校時代に坂本が投手、楽天・田中将大投手が捕手として地元兵庫でバッテリーを組んでいたことは知られているが、中学では別のチームに。
高校進学時も苦労したという。高校野球の強豪校、尽誠学園(香川)に憧れ、練習にも参加したが、声はかからず。進学先がなく「どうしよう」と困っている時に近所の人が紹介してくれたのが当時光星学院を率いていた金沢成奉監督だった。当時チームが甲子園敗戦後、移動前に空港近くの練習場に足を運んでくれ、ティー打撃とノックだけ見て「絶対プロになれるからうち来い」と即決してくれ、プロの道につながった。
また青森県の光星学院(現・八戸学院光星)に進んだ後も紆余曲折があったという。高校1年の冬には「あんな野球やってられない」と退部を決意、地元兵庫に帰り、1週間ほど遊び尽くしたという。その後、地元の友達、高校の友達にも説得され、青森に戻り、再びボール拾いからスタート。そのときにあきらめていたら、球界屈指の遊撃手誕生はなかったことになる。