連続試合出塁「36」でストップ、巨人・坂本の他の進行中の記録とは?
MLBの記録は?
なおメジャー記録はレッドソックスのテッド・ウィリアムズが1949年にマークした84試合。上には上がいるものだ。
ウィリアムズの数字も偉大な上に、破ることは簡単には想像できない。もっともその記録以上にメジャーリーグにおいて、決して破られることのない不滅の記録と誰もが口を揃えるレコードがある。
それがヤンキースのジョー・ディマジオが1941年に記録した56試合連続安打だ。
連続出塁よりもはるかに難しい。今回の坂本も、36試合連続出塁の間に無安打で四死球によりつないだものが4試合ある。
2位は1978年、レッズのピート・ローズの44試合。それでも12試合も足りない。イチローでさえマリナーズ時代の2009年に残した27試合連続安打が自己最長だ。
日本記録に目を移しても、最長は1979年に広島・高橋慶彦がつくった33試合連続安打。2015年には西武・秋山翔吾が31試合連続安打と記録に迫り、その存在がクローズアップされた。
連続記録は出塁や安打を重ねる技術が問われるのはもちろん、試合に出続ける体力と、そのための準備やケアの入念さが求められる。その不断の努力を周囲は知るからこそ、日米問わず高い敬意が払われるのだろう。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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