坂本勇人、オープン戦打率・111で開幕へ。再起かあるいは…
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不安の中での船出となることは否めません。
プロ17年目を迎える巨人・坂本勇人です。言わずと知れた球界屈指のショートストップであり、現役最多となる2205安打を誇るスーパースター。しかし、順風満帆だったはずのプロ野球人生は、大きな岐路にさしかかったと言っても過言ではありません。
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スポーツ紙のデスクが言います。
「オープン戦の14試合で36打数4安打の打率1割1分1厘。しかしこれも最後の2試合でヒットが出たから1割台に乗ったもので、22打席連続ノーヒットと散々なデキでした。チームは『実力至上主義』と看板を掲げているのに、チームで唯一オープン戦の規定打席に達して打率2割8分6厘の成績を残した創価大のドラフト4位ルーキー・門脇誠はベンチスタートが濃厚。『門脇を使うべきではないか』との議論がネット上で噴出したのです」
原監督はそれでも坂本に対する信頼感を口にします。開幕すればしっかりと結果を残すと確信している様子もうかがえるのです。
前述のデスクは「去年のことを蒸し返すのもアレなんですが」と声を潜めた上で、こう続けます。
「昨秋に『文春オンライン』で報じられた女性スキャンダルが尾を引いているとの見方がもっぱらです。本人は謝罪会見を開かず、これに真っ正面から向き合うことをしなかった。大手の一般紙、スポーツ紙、テレビなども不自然なぐらいに『後追い』をすることなく、騒動は収束せずにネット上で燻り続けました」