坂本勇人、オープン戦打率・111で開幕へ。再起かあるいは…
昨シーズンは3度の故障離脱に見舞われ、最少の83試合の出場にとどまりました。今季復活できないとなると、『二岡ロード』に進む可能性もあるのではないかと、球界関係者は指摘します。
「二岡さんはルーキーイヤーの1999年に遊撃のレギュラーに定着すると、強肩と広角に長打が打てる豪快な打棒で、球界を代表する野手になりました。しかし、2008年の開幕戦となった神宮でのヤクルト戦で右ふくらはぎを肉離れして二軍に降格します。そこからもケガに見舞われ、その年は31試合の出場に終わってしまいました。そこで『ポスト二岡』としてチャンスをつかんだのが坂本なんです。二岡さんはその年のオフ、北海道日本ハムへとトレードで移籍することになります」
「チームメートの離脱は最大のチャンス」なのが厳しいプロの世界。坂本に求められるのはコンディションを整え、シーズンを通して一軍に出場し、結果を残すことでしょう。
もし今季も負傷離脱が相次ぐようなら…若い力が貪欲にその座を奪い取るかもしれません。
勝負のシーズンが幕を開けます。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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