「感染症の3感王」などとは言わせない!復活した巨人・坂本が球団6000勝の白星に貢献
今年、呪われたように感染症にかかった巨人坂本勇人内野手(31)が開幕にギリギリ間に合った。6月19日、延期となっていたプロ野球が開幕。退院7日後となった開幕阪神戦に先発出場した坂本は1安打を放ち、球団6000勝のメモリアル白星に貢献した。
険しい道のりだった。1月の自主トレ中にインフルエンザB型を発症。キャンプインした2月7日にはインフルエンザA型に感染し、一時離脱した。さらに開幕に向けた練習試合がはじまった矢先の6月3日には新型コロナウイルス検査で陽性反応。無症状でも、10日間の入院生活を余儀なくされた。
SNSには厳しいコメント、心ない書き込みもあった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の頭文字をとって「(インフルで)A、Bときて(コロナの)Cって」「感染症の3感王!」「何億円ももらっているスーパースターなのに自己管理できないのはプロ失格」
昨年のリーグMVPで、連覇を狙う巨人の主将。自覚が足りないといえばそれまでだが、関係者によると「好きな外出を控え、体調管理には十分注意を払っていた」という。厄年という他ないのは、大記録が幻になってしまったこともある。
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