「ナメたことしやがって!」西武ナインが楽天・星野監督に怒りをあらわにした日一、橋上秀樹氏とデーブ大久保氏が語る
クールダウンで多摩湖一周
これほどまでに怒りを示した西武ナインの根底には、培ってきた歴史があった。西武の練習量について、大久保氏は自身の入団時のことをこう振り返る。
「1時間走って100メートルダッシュ100本だって。その後特守、特打も全部あるんですよ。最後クールダウンで多摩湖一周8キロ40分以内だって言って。全然クールダウンじゃない(笑い)。それを毎日やるんですよ」
そんな厳しい練習を乗り越えることで選手たちに根性が座ってくるというのだ。
また、西武は上位選手の特別扱いもないと話す。
「ドラ1もドラ6もないですから。正直感じるのって弱いチームってドラ1は何かケガさせないように特別扱いしている。西武にはそれがないですよね」とチーム全体で底上げを図る姿勢が徹底していたという。
西武ライオンズはここまでリーグ優勝23回、日本一も13回と共にリーグ最多を誇る。常勝軍団には培ってきたメソッドがある。それを感じさせる動画内容となっている。ほかにも同動画では大久保氏の独自の練習理論などが語られている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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