今オフに物議を醸した「人的補償」をめぐる騒動に球界OBが見解 指摘した「一番の問題点」とは?
さらに、「名前が挙がった選手にとってみれば、心中穏やかではなかったはずです。(先に)球団から言われるのであれば順番的には間違いはない。それが、球団発表より先にメディアで流れた。また、記事の内容も決して的外れのものでもなさそうだった」と経緯を振り返った。
また、橋上氏はプロテクトについて「編成の問題になりますから、(球団の)フロントが主導でやっているのが大半だと思います」と説いている他、今回の一連のFA騒動を踏まえ、「『どういう内容であるか』というよりも、『どこから漏れたのか』という方が問題となった。今後に向けて検証しなければいけない部分かなと思います」としている。
今オフ、FAでの人的補償という制度、さらに球団とメディアの関係性がクローズアップされることとなった。プロ野球界のさらなる発展のためには、それぞれの問題点を早急に解決することが求められる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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