橋上秀樹氏と攝津正氏が振り返る2013年WBC「ここで負けたらヤバイと・・・」
交流戦に突入し、連日様々なドラマが巻き起こっているプロ野球。各チーム若手、主力、ベテランそれぞれが奮闘し、既に数多くの熱戦が繰り広げられている。
一方、同時に注目されつつあるのが、来年2023年に開催されるWBCメンバーだ。
今年4月に完全試合を達成したロッテ・佐々木朗希をはじめ、エンゼルス・大谷翔平、カブス・鈴木誠也など、既に候補者たちの名があがりつつある。
そんなWBCにおいて、2013年大会を共に戦った、プロ野球東京ヤクルトスワローズなどで活躍し、引退後は楽天、巨人などでコーチを務めた現・新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ監督の橋上秀樹氏と、元福岡ソフトバンクホークスで沢村賞投手の攝津正氏が対談し、当時の戦いを振り返った。
【動画】攝津正氏が語るWBC2013の思い出!マエケンもマー君もみんな苦しんだ!
キーとなった東京ラウンド
互いに日本代表以外では同じ球団として戦った経験はないものの、橋上氏は「親近感を感じる」と、攝津氏も「コーチにしろ選手にしろ、一緒に戦ったということがあるので、気にかける」と話す両者。
日の丸を背負って戦うことについて、「プレッシャーはありましたし、最初は普段相手同士というのもあって遠慮がちでしたが、台湾戦を経験してぐっと一つになった」と、よりチームが一丸となったポイントとなる試合を挙げた攝津氏。
これには橋上氏も、「日本ラウンドを通過した時点で、解き放たれた感はありましたよね。アメリカ行きの飛行機の中でみんなはしゃいでいましたからね。東京ラウンドで負けたらヤバイといったプレッシャーはありました」
と、大熱戦となった東京ラウンド1回戦の台湾戦を挙げた。