【WBC】山田哲人6発が侍最多!打撃不振でも栗山監督が「どうしても来てくれ」と頼りにする理由
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国際試合で勝負強い選手。2023年WBCに臨む侍ジャパンのメンバーでは、ヤクルト・山田哲人(30)が筆頭格だろう。
日本代表が出場した主要国際3大会で放った通算6本塁打は、中田翔(33=巨人)と並んで最多。前回17年WBCで2発。プレミア12では15年2発、19年1発。21年東京五輪では1発に加えて打率.350、7打点の活躍でMVPに輝き、金メダル獲得の原動力になった。
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【主要国際3大会で本塁打を打った選手】
(2006年以降のWBC、五輪、プレミア12。※は23年WBC代表)
◆6発
中田翔、山田哲人※
◆4発
松田宣浩、鈴木誠也※
◆3発
多村仁志、西岡剛、阿部慎之助、坂本勇人、筒香嘉智
◆2発
福留孝介、稲葉篤紀、村田修一、内川聖一
◆1発
川崎宗則、里崎智也、イチロー、青木宣親、新井貴浩、荒木雅博、G・G・佐藤、城島健司、糸井嘉男、鳥谷敬、秋山翔吾、菊池涼介、小林誠司、村上宗隆※
山田といえば「ミスター・トリプルスリー」。同一シーズンで打率3割、30本塁打、30盗塁を複数回(15年、16年、18年)記録したプロ野球史上、唯一の選手だ。26歳までに3度の偉業達成も、19年以降は打率.280に届かないシーズンが続いている。
昨季22年もヤクルトは連覇を果たしたが、山田は23本塁打、10盗塁、自己ワーストの打率・243と不振に苦しんだ。日本シリーズでも3戦目に3ランを放った以外は音なしで、7試合で打率・083。得意の短期決戦でも、快音は戻らなかった。