「あんなバッターじゃない」村上宗隆のサヨナラ打を引き寄せた栗山監督の「信じる力」【侍ジャパン】
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侍ジャパンは20日(日本時間21日)に行われたWBC準決勝(マイアミ・ローンデポパーク)に6-5のサヨナラ勝ち。9回に村上宗隆(23)がサヨナラタイムリーを放ち、熱戦に決着をつけた。
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1点を追う9回無死一、二塁。村上は「バントも頭をよぎった」という。しかし栗山英樹監督の信頼はゆるぎなかった。城石コーチを通じて「ムネに任せた」という伝言を聞いた村上は「やるしかないなと思った」。
迎えた打席でサヨナラヒットを放った。試合後の会見では「このWBCではなかなか結果が出ず、監督も打順など、僕に対してすごい気を使ってくれた。その気持ちも伝わってましたし、何とかしたいなという思いはすごくありました」と村上は苦しかった心情を明かした。
大会を通じて不振に悩まされ、試合前の打率は・235。準々決勝からは4番から5番に降格となっていた。この試合も9回までは三振が続くなど苦しんでいたが、最高の場面で結果を出した。
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