「私にとってヒーローだった」五輪男子ゴルフ銀メダルのフリートウッドが憧れの存在と明かした「日本のレジェンドゴルファー」とは 【パリ五輪】
銀メダルに輝いたフリートウッド(C)Getty Images
パリ五輪男子ゴルフ(ル・ゴルフナショナル=7174ヤード、パー71)は最終日が行われ、3打差4位から出た日本代表の松山英樹が6バーディー、ボギーなしの「65」で回り通算17アンダーで銅メダルに輝いた。
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上位陣がスコアの伸ばしあいとなる中で、松山は前半4バーディー、ノーボギー、トップと4打差、メダル圏内で折り返す。
勝負のバックナインに入ると10番(パー4)でバーディーを奪い、16アンダー、2位タイへ浮上。メダル獲得の期待が高まった。16番ホールから特に難易度が高くなる中、17番(パー4)をパー、最難関とされる18番(パー4)は池越えのセカンドショットで完ぺきにグリーンを捉えて、ピンそば4メートルにつける。しかし勝負のバーディーパットはわずかにカップの右縁にけられて、バーディーならず。最終日は「65」で回り、通算17アンダーフィニッシュ。初日に首位に立ったことから始まり、圧巻の4日間で日本中を熱くさせた。
初出場の東京五輪でプレーオフで銅メダルに手が届かなかった悔しさもしっかり晴らした。試合後のインタビューでは「やっぱり隣にね、金メダルかけている人がいるので、嬉しい反面、悔しいような気持ちでいます」としながら、「これで一つ自分の中で、これ(銅メダル)を持っていることですごく変わる部分もあると思うので、良かったと思います」と最後は笑顔で振り返った。