「最高の柔道家」阿部一二三が日本男子5人目となる連覇達成! SNSは祝福ムード「詩選手の分まで頑張った」【パリ五輪】
阿部は連覇を達成して笑顔を見せた(C)Getty Images
現地時間7月28日、パリ五輪の柔道競技は男子66キロ級の決勝が行われ、日本の阿部一二三(世界ランキング6位)がブラジルのウィリアン・リマ(同8位)を破り、日本男子で5人目となる連覇を達成した。
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阿部は初戦となった2回戦でハンガリーのベンツェ・ポングラツ、準々決勝ではタジキスタンのヌラリ・エマモリと対戦し、ともに一本勝ち。妹・詩の思いも背負い、順調に駒を進めた。
準決勝では世界ランキング1位のモルドバのデニス・ビエルと対戦。4分間の本戦では決着がつかず、ゴールデンスコア(延長)戦に突入した。すると、開始9秒に払い腰で技ありを奪い、決勝進出を決めた。
決勝では、2分を経過したところで技ありを奪うと、直後に袖釣り込み腰で合わせ技一本。圧巻の戦いぶりをみせ、連覇を達成した。
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