「勝って大晦日に堀口選手と」格闘家・扇久保博正が抱く”決戦”への意気込みとは
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2021年大晦日のRIZINバンタム級JAPANグランプリに参戦し、決勝で朝倉海を下して優勝を飾った扇久保博正。その激闘からおよそ9か月ぶりとなる9月25日、さいたまスーパーアリーナで行われる格闘技イベント『The Battle Cats presents 超RIZIN / 湘南美容クリニック presents RIZIN.38』でキム・スーチョル(韓国)と対戦することが決まった。そんな大会直前の扇久保博正に独占インタビューを実施した。
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数々のタイトルを手にしてきた扇久保。しかしこの男は、全く満足していない。今回のキム・スーチョルとの戦いを前に扇久保は、「ずっと判定だったので今回はKO一本で決めて勝ちたい」と目をぎらつかせた。相手のキム・スーチョルは、韓国MMA界では「英雄」の一人にも名前が挙がるほどの実力者。さらに日本人格闘家に対して7連勝の経験を持つ「日本人キラー」でもある。この試合はアジア最高峰の一戦となること必須だ。そんな強敵を前にして扇久保は、
「キム・スーチョル選手もレベルの高いMMAファイターなので、MMAの面白さ、これがMMAだという試合を見て楽しんでもらいたい」
と試合の見どころを語った。また、日本人キラー相手にも全く動じていない様子の扇久保は、「むしろ海外の選手の方が戦いやすい。セコンドの言葉も分からないし、変に感情移入しない」と、自信をのぞかせた。
「強い選手と戦っていきたいので、BELLATORへの挑戦は格闘家としてそそられる。両団体のベルトを狙いたい」