Wエース流出危機の日本ハム 伊藤大海の4年目シーズンに期待が高まる理由
伊藤は今春のWBCにも出場した(C)CoCoKARAnext
2年連続リーグ最下位となった日本ハムだが、今季も様々な選手が注目を集めた。
シーズン終盤までし烈なホームラン王をくり広げた万波中正をはじめ、クローザーとして定着した田中正義投手の覚醒、さらにはアリエル・マルティネス捕手や郡司裕也捕手ら新戦力の台頭など、来季へ向けた土台が見えた年ともなった。
【動画】9月25日、自身の今シーズン最終登板となった楽天戦で伊藤は9回に銀次に適時打を浴びるも139球の熱投を見せた
そんな中、注目を集めたのは今春のWBCでも活躍した伊藤大海にもあった。
3月のWBCでは米国との決勝戦でも6回から登板し、1回を気合が入ったピッチングで三者凡退に抑えるなど世界にその名を知らしめた。
一方開幕してからは苦しんだ。開幕直後はなかなか勝ち星に恵まれず、一時は新庄剛志監督からもローテはく奪を示唆されるなど、追い詰められた。
シーズン初勝利をマークしたのは5月2日の西武戦(ベルーナドーム)。108球を投げて7回1失点の力投でシーズン5度目の先発登板でようやくつかんだ勝ち星だった。
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