投手王国再建が求められる巨人でレジェンドOBから「評価された選手」「もうひと伸びが期待される選手」とは
横川は今年4月のヤクルト戦で入団5年目にしてプロ初勝利を飾った。多彩な変化球を操る一方で直球の球威が課題とされる。シーズン当初は先発でスタートしながら途中は中継ぎも経験し、20試合に登板し、4勝8敗、防御率3・95。
また一昨年のチーム勝ち頭だった高橋も昨年は9月に左肘の手術を行うなど、ここ2シーズンは苦しい時間を過ごしている。今季は先発、中継ぎとして6試合に登板し、0勝1敗で防御率5・14。一時は戸郷と並ぶ左右エースへと成長が期待されていただけに、巻き返しを期待したいところではある。
今季がプロ4年目、ローテーション定着が期待された井上も今季、再三先発として機会を与えられながら、9月3日のDeNA戦では2回途中7失点KOを食らうなど、一軍マウンドでは結果を残せず。
井上、横川の2人に関して槙原氏はもっと球威をつけることを求める場面もあった。
今季18年ぶりにリーグ制覇した阪神は豊富なピッチングスタッフを武器にゲームを優位に進めた。対戦成績で球団ワーストの18敗と圧倒的な差を見せつけられた巨人は、まず投手陣整備が来季への宿題となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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