「落合さんも打てなかった」佐々木主浩氏が高く評価した"希代のシュートピッチャー"とは

タグ: , , , , , 2024/5/14

 さらに落合氏との対戦に関して当時の思い出深かった点として、同僚ナインの名前もあげた。

 「奇跡のストッパー」といわれた盛田幸妃氏、1988~97年まで横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズで活躍、その後、98~2002年まで近鉄バファローズでリリーフエースとして足跡を残したが、脳腫瘍のため、45歳の若さで早世した。

 盛田氏といえば、持ち球の切れ味抜群のシュートを武器に、どんな強打者にも向かっていく強気のピッチングで知られた。1992年には、最優秀防御率のタイトルを獲得、横浜時代には佐々木氏につなぐ必勝リレーから、2人で「ダブルストッパー」と並び称された時代もある。

 そんな盛田氏に関して佐々木氏も「シュート、えぐいっすよ」とした上で「あれは落合さん打てないですよ」と落合氏も苦手としていたと明かす。

 理由としては「盛田、平気で(打者に向かって)行くんで。『いや、抜けたんですよ』と言って、本当(きわどいところ)狙ってますからね」「あいつは、肝座ってる」と改めて勝負度胸が抜群だったとした。

 96年シーズン、4月12日の巨人戦では落合氏に対して、頭部付近を襲う速球を盛田氏が投げ込んだことでも話題を集めた。

 このようにどんな大打者に対しても向かっていく姿勢を崩さなかったことも、キャリア形成につながったとされる。

 動画内ではほかにも、佐々木氏がメジャー挑戦した際の「真相」や、ドジャースに移籍後も活躍を続ける大谷の打撃についての見解も述べている。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】「完璧な球を完璧に打たれた」日本一の投手コーチ佐藤義則氏が対戦して嫌だったバッターは?「一番は落合さん」だけど「絶対に忘れない」左打者も

【関連記事】「全部の球種が90点」かつての巨人の正捕手・村田真一氏が語った「三本柱」秘話とは

【関連記事】【巨人】正捕手争いに異変あり!? 注目集める起用法 存在感高める「ベテラン捕手」とは

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム