“虎のエース”をシーズン中に秘密裏スカウト MLB名門幹部の動静を米メディアが報道「潜在的なターゲットになっている」
以前からメジャー挑戦への野望を語っていた才木(C)Getty Images
虎のエースに海を越えて熱視線が注がれている。今オフのメジャーリーグ挑戦の可能性が囁かれている、阪神の才木浩人だ。
現在26歳の右腕のポテンシャルは特大だ。今季も24試合に登板し、12勝(6敗)をマーク。防御率1.55、WHIP1.06を記録し、自身初となる最優秀防御率のタイトルを獲得。セ・リーグの独走優勝に貢献した。
【動画】大谷翔平との真っ向勝負で圧倒! 阪神・才木の快投シーンをチェック
昨オフの契約更改後の記者会見で将来的なメジャーへの野望を語っていた才木。それだけに、今オフにもポスティングシステムを利用しての挑戦が複数メディアで報じられるのも、必然的ではあった。
米球界行きを有力視される中、実際に球団幹部が視察しているという声もある。米メディア『The Athletic』によれば、名門ジャイアンツの特別顧問を務めるファーハン・ザイディ氏とバスター・ポージー編成本部長は、レギュラーシーズン中に秘密裏に来日。「興味深い選択肢」としてリストアップしている才木を視察したという。
今オフのジャイアンツの強化ポイントとして、「先発投手の拡充」を挙げる同メディアは、「日本や韓国で活躍する投手も潜在的なターゲットになっている」と強調。同球団幹部が、才木とともに、今季のKBO(韓国プロ野球)リーグで投手4冠に輝いた元楽天のコディ・ポンセにもスカウティングを続けていると伝えた。






