侍ジャパン最年少の高橋宏斗、中日OBが懸念する「国際大会での影響」とは
さらに、中村氏は「あとは若い選手なので、春季キャンプをクリアして年間戦える精神力や体力を作るんですけど、途中抜けちゃうと練習量が落ちるし、なおかつゲームで投げる機会も少ないです。ベテランと言われる選手はある程度そこらへんが調整できるんですけど、彼はまだ3年目なので、そこをちゃんとクリアしてシーズンに戻ってこられるのかというのは、ちょっと心配な部分ですね」と、調整面でもWBCの影響があることを指摘した。侍ジャパンでは「第2先発」や1イニングでのリリーフ起用も十分に考えられる。順調な調整を見せ、問題なくチームに戻ってくることができるだろうか。
一方で、WBC出場による好影響もあるようで、「ただ国際大会はものすごい経験になるので、これは必ずプラスになります。誰でも味わえるわけではないし、練習でも補えないので」と、中村氏は世界を経験した高橋のさらなる飛躍にも期待していた。
高橋宏斗はWBCでの活躍、さらには今シーズンの進化に期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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