エース級快投の高橋宏斗に“援護なし”…球界最高クラスの逸材を活かせない立浪中日の苦しい現状

タグ: , , , , , , 2023/6/5

 それでも若干二十歳の剛腕は勝てないのである。なぜなのか? 理由はさまざまにあるが、大きな要因として挙げられるのは味方打線からの圧倒的な援護のなさだ。

 今季の高橋は9登板で援護点は6、率にすると1.2しかない。これは30イニング以上を投げた投手の中では12球団ワーストの数字だ。さらに4試合に登板した先月に至っては1点台を下回る0.75と、全くと言っていいほど攻撃陣のサポートを得られていないのだ。

 元々貧打がチームの課題とされてきた中日は、今季もチーム打率(.240)はセ・リーグ5位(最下位はヤクルトの.235)と低迷。それだけに若手中心となっている野手陣の奮起がなければ、今後も高橋は援護を得られない苦しい登板を余儀なくされるのは必至。これも苦戦が続いている立浪和義監督率いる名門の悲しい現状を現す一例と言えそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】「知名度はないが才能あふれる選手」佐々木でも山本でもない メジャーから熱視線を浴びる「次に海を渡る選手の名前」

【関連記事】トラウトを翻弄した投球に再脚光! 高橋宏斗が日米決戦で見せた“魔球”は色褪せず「スプリッターは芸術の域だ」

【関連記事】日本ハムや巨人の監督じゃ小さい!?名将・栗山英樹に高まるコミッショナー就任待望論

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム