「恥ずべきだ」英馬術師の“虐待スキャンダル”に物議続く! 独紙は競技の在り方を疑問視「動物は人間の野心に苦しむ」【パリ五輪】

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 実際、オリンピックにおける馬術に対する厳しい意見は21年の東京五輪でもあった。近代五種女子に出場していたドイツのアニカ・シュロイの騎乗した馬が障害の飛越を拒否。この際に「馬を叩け」と指示したキム・ライスナーコーチが自らの拳で殴っている様子が映像によって記録され、国際的な批判を受けた。

 相次ぐ不祥事を目の当たりにした『Bild』は「騎手には選択肢があるが、馬には選択はない。従うしかない」と断言。さらに「名声や名誉、金銭的に危機に瀕したとき、動物は人間の野心に苦しむ」とも論じている。

 貴族のスポーツとして親しまれてきた馬術。そんな業界のスター選手のふさわしくない行為に厳しい目が向けられている。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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