大谷翔平も決まり…日本のFA戦線最後の大物 山川穂高は宣言残留もある? 気になる「背番号問題」「現役ドラフトの選択」とは
球界を代表するスラッガーの一人だ(C)CoCoKARAnext
週末に大谷翔平がドジャース入りを決断したというビッグニュースが飛び込んできた野球界。10年総額7億ドル(約1014億円)のメガ契約も大きな話題を集めている。野茂英雄氏などかつては多くの日本人選手も在籍したチームで、ドジャースブルーに身を包んだ大谷が新天地でどんな活躍を見せてくれるのか。日米の野球ファンにとってもエキサイティングな選択となった。
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またメジャー移籍市場では今後、こちらも巨額契約となりそうな山本由伸の去就もクローズアップされる中、日本の移籍市場では西武からFA宣言を行った山川穂高の存在も水面下で注目を集めている。
国内FA権を取得した山川は今季自身の不祥事のため、5月にファーム落ちするとそのまま一軍に上がることなくシーズンを終了。西武からは無期限の公式戦出場停止処分を科されている。
また移籍先に関しては右の大砲を補強ポイントとするソフトバンクが有力とされる中、11月14日のFA宣言から早くも1か月近くが経過しても、目立った動きは伝わってこない。
背景には獲得が有力視されているソフトバンクの慎重な姿勢も見え隠れする。球団フロントも不起訴になったとはいえ女性問題を起こした山川に関して、徹底調査を明言しており、いざ獲得したものの、その後、また新たな問題が浮上するとなれば球団が受けるダメージも大きい。ファンからの反発の声も強く、より慎重に調査を進めつつ、〝落としどころ〟を探っているようにも見受けられる。