果たして「どすこい」ポーズを出せるか ソフトバンク入団が決まった山川穂高にまつわる「ハードル」とは
また2020年以来、優勝から遠ざかっているチームにおいては、FA移籍に伴い、〝Vノルマ〟も求められそうだ。昨オフ、同じくFAで日本ハムから移籍した近藤健介は移籍初年度の今季、打線の中軸として、26本塁打、87打点で本塁打王、打点王の二冠を達成。十分すぎる活躍を示した。それでもチームはV奪回に届かなかったことでまず山川には本来の持ち味である長打力を生かして、ホームラン「30~40本」がノルマとして現実のものとなりそうだ。
ほかにもチームには本格覚醒が待たれている若手野手も多いとあって、「山川塾」の開講も期待される。
今回の山川の選択には様々な声も飛び交うが、「正解」にするためには、結果を出し続けるしかない。小久保裕紀新監督の下で山川がチームに欠かせないピースとなれるか。入団後も注目の存在となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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