これも山川騒動余波!?西武は「チャラい」球団イメージ…中心選手にも飛び火か
山川が起こした騒動がチームに暗い影を落としている(C)CoCoKARAnext
「山川騒動」に揺れる西武が低迷している。5月18日まで8カード連続勝ち越しなし。19日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)は、現役ドラフトで加入した陽川尚将が一時同点となるソロを放つなど気を吐くも、4-5と敗れ、日本ハムと入れ替わって5位に転落した。最大4あった貯金は、気がつけば今季ワースト借金5に膨らんでいる。
【動画】19日の試合、現役ドラフトで加入した陽川が2回に一時同点となる移籍1号を放った場面
主砲、山川穂高の醜聞が明らかになったのは5月11日。女性への強制わいせつ疑惑が報じられ、山川は12日に出場選手登録を抹消された。本塁打王3度、WBCにも出場した主砲の長期離脱は避けられそうにない。世間の反発の声は球団にも届いており、選手のプレーに影響が出ていないとは言い切れない。
野球界には「連帯責任」の文化が根強くあるためか、個人の不祥事がチームにも矛先を向けられることがある。西武はもともとコンプライアンスに厳しい球団として知られるが、一方で山川がそうだったように髪型や服装については派手な個性派を容認してきた。「チャラい」イメージを、山川だけでなく、西武球団に持っている人も少なくないだろう。
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