ソフトバンク移籍の山川穂高 入団会見 いかに逆風を追い風に変えるか 求められる「2つのポイント」
チーム打率はリーグ2位(・248)、得点(536得点)はリーグトップと打撃成績は決して悪くないが、リーグ3連覇を果たしたオリックスとは投手陣の差も指摘されている。打順は4番が想定されるとあって、チームを勝たせるパフォーマンスを示せるか。
また球団内で認められるポイントとしては、山川が入ったことでいかに相乗効果が生まれるかにもありそうだ。チームきってのロマン砲として知られるリチャード内野手は沖縄出身で山川とは地元が一緒の縁もあり、長く自主トレも共に行ってきた。山川もリチャードの長距離砲としての素質を認め独り立ちを願ってきたが、一軍定着は果たせていない。ここでリチャードの本格覚醒に手を貸すことができれば、自身の存在価値を高めることにもつながりそうだ。
笑顔なき入団会見。今後もいばらの道が予想されるが、チームに欠かせないピースとなれるか。自身で切り開いていくしかない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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