性別適格騒動で波紋を呼んだIBAの検査とは? “驚きの体験”を仏ボクサーが告白「私が受けたのは血液検査じゃなかった」【パリ五輪】
「計量中に相手チームのコーチやマッチコミッショナーからの苦情や疑問があったりする場合には、急遽テストを受けないといけない場合がある。私は2度もそれを経験したことがありますが、それは『女性らしさを調べるテスト』と呼んでもいいものでした。少なくとも私が受けた検査は血液検査ではない。私は担当医にズボンを下ろせと言われて、中をチェックされたんです。初めては、正直言ってあまり気分が良いものじゃなかった」
事実であれば、愕然とする検査内容だ。さらに「ホルモンの問題に対して連盟同士の調和が欠如している」と指摘するソビンコは「責任を取るのは当局であるべき。でも、今は誰も問題を明確にしたがらない。そうなっているからイマネは憎しみの波にさらされている」と断言。ケリフが連盟間の争いの被害を受けていると語った。
現地時間8月9日に行われる66キロ級決勝で、世界選手権の同級覇者である楊柳(中国)と対戦するケリフ。ここで彼女が勝利し、金メダルを手にした時、世界はいかなる反応を示すだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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