満票殿堂入りの偉業なるか 米記者が明かしたイチローだからこその“こだわり”「常に野球の歴史に鋭い感覚を持っていた」
米老舗経済誌『Forbes』で執筆するジャーナリストで、殿堂入りの投票権を持つバリー・M・ブルーム氏は「私のライター人生で取材をしてきた選手の中で最も謎めいた野球選手だった」と振り返った上で、「同時にイチローは史上最高の選手でもある。彼は今回の投票で殿堂入りは間違いなくする」と強調。満票の可能性を次のように論じてもいる。
「イチローは常に野球の歴史というものに対して鋭い感覚を持っていた。彼は何度も秘密裏に野球殿堂を訪れ、博物館の関係者に地下のアーカイブ施設に連れて行かれ、興味深い品々の展示を見学した。野球に対するこだわりと敬意が彼にはある。おそらく今回の(満票での)殿堂入りも予想外の番狂わせが起こらない限りは可能だ。彼は永遠の存在になる」
2025年1月21日に発表される米野球殿堂。果たして、球史に不滅の価値を刻んできたレジェンドは、栄光を手にできるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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