なぜマリニンは軽々と4回転を飛べるのか “神”を目覚めさせたのは羽生結弦の挑戦だった「ユヅルを見て、僕にもできそうだと思った」【冬季五輪】
禁じ手とされていたバク宙もお手の物だ(C)Getty Images
マリニンは素質だけじゃない
では、なぜマリニンはあんなにも軽々と、そして悠々と4回転を飛べるのか。無論、五輪にも出場した元フィギュアスケーターの両親の下で育った彼の素質は大いに影響しているのだが、ワグナー氏は体格も「理想的だ」と分析している。
「彼が完璧に適応した体格でなかったら、4回転を飛ぶのは不可能だったと思う。理想は少しだけO脚。細身で背が高すぎず、かといって低すぎない。そして重心が低いことが有利になる。マリニンはこの競技で成功するために必要な条件に、間違いなく最も近い存在だと言える」
非凡な才能に加えて、理想的な体躯も有している。まさにマリニンは、フィギュア界の「神の子」と言っていいのかもしれない。
現地時間2月11日に行われたミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート男子ショートプログラムでは、高難度の4回転ジャンプを2本も成功させるなど貫録のパフォーマンスを完遂。4回転アクセルこそ封印したが、108.16点を叩き出して首位発進。団体戦に続く金メダル獲得に向けての視界は良好だ。
日本の鍵山優真との上位争いが注目される中で、破壊力抜群のジャンプが、13日(現地時間)のフリーでどこまで異彩を放つのか。羽生の影響を多分に受ける21歳から目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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