【楽天】1年限りの指揮官交代6人目 今江監督が退任する監督人事に球界内からも異論の声続出 「納得いく人いないと思う」

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 自身の楽天監督就任の際には、事前に恩師である前巨人監督・原辰徳氏に相談したという。「自分を安売りするな。(年俸が)1億円以下だったらやるんじゃないぞ」とアドバイスを受けたものの「4500万円でサインした」という経緯があると明かした。

 そして、就任1年目で球団初の交流戦優勝を成し遂げたにも関わらず、今江監督解任では「受ける人がいない。受ける人はよっぽどやりたい人だよ」と後任についても語った。

 仮にいま楽天から監督就任オファーがあったら受けるか?との問いに細川氏も「やらないと思います」と即答。大久保氏も「俺も絶対やめとけっていう。苦しむぞって」と助言を送るとした。

 背景にはメジャー含め球界全体でデータ重視になっている部分はあるとしながら、昨季は巨人で打撃チーフコーチを務めていた大久保氏は自身の経験を踏まえて「交流戦優勝ってめちゃくちゃ難しいからね」とし、「俺はもう納得いかないね」と今江監督解任報道に怒りを隠せず。細川氏が「納得いく人いないと思います」と同調すると、大久保氏は「野球人を代表して言わせていただくと、こういうことが報道に出ることも二度と見たくないし、もし報道が事実だとしたら球団はとても反省していただきたい。いい人材がいなくなる」と熱弁が止まらなかった。

 同じく細川氏も今江監督について「もったいない人材ですよね、努力家ですしね」としたうえで「そういう人間をこういうふうに扱われるのはちょっとどうかなと思います」と球団の方針に納得がいかない様子を見せていた。

 楽天は創設20周年でリーグ1位に輝いたのは日本一にもなった2013年のみ。近年は3年連続4位と悔しいシーズンが続いている。何より低迷でも声援を送り続ける東北のファンのためにも、常勝軍団を見据えて長期的プランが求められている。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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