元助っ人投手の死球で高校生が顎骨折…韓国野球バラエティーで生じた衝撃事故が波紋 被害選手の父が本音「もう野球はしない」

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 顎骨折の大怪我により、高校2年生で野球を諦めたというキム・ギョンミン。この驚きの決断に至った背景は、学校関係者の対応にも問題があったという。

 今回の騒動について「一大事だ」と報じた韓国メディア『MHN Sports』は「番組側は心からの謝罪をした。キム・ギョンミンが野球を辞めてしまった理由は学校側の言葉と行動のせいである」と断言。そして番組側の配慮に感謝を述べていた同選手の父親による怒りのコメントを紹介した。

「息子はもう野球をしない。これはグラウンドに戻ってきた彼に暖かい言葉ではなく、無色の言葉や行動をしたチームのせいだ。私たちは一生忘れず、恨みながら生きていく」

 同メディアによれば、キム・ギョンミンが顎骨折手術の治療を終えてチームへ復帰。6か月のリハビリ期間であったものの、チーフコーチは捕手だった同選手にブルペンでの捕球を強制。本人が「体調が悪い」と申し出ると、「外に出てろ。お前ができることは何だ」と罵倒したという。

 なお、安山工業高校は「暴言や悪口のようなものはなかった。指示しただけだ」と釈明。パワハラまがいの指導があったのかどうかを調査していく意向を示している。

 全国的なバラエティー番組のアクシデントがキッカケで明るみになった名門校のパワハラ騒動。その波紋は韓国球界で広まっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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